こんにちは、M2の加藤です。
2025年12月2日から5日にマカオにて開催された32nd Asia-Pacific Software Engineering Conference (APSEC 2025) に参加してきました。
本投稿では、吉田先生と槇原先生に同行していただいて参加した様子をご紹介します!
APSECとは
APSECはソフトウェア工学の国際学会です。
APSEC2025のサイトによると以下のように記述されています。
The Asia-Pacific Software Engineering Conference (APSEC) has long been established as a leading regional conference that gathers researchers and practitioners from academia, industry, and government to exchange knowledge and best practices in software engineering, and to address emerging challenges and solutions in software engineering innovation.
APSECは自動化やソフトウェア分析など、本研究室と関連の深い研究が多い学会です!
APSEC参加まで
今回、私はTool Demonstration Trackに応募しました。
参加までのスケジュールは以下のように進めていました。最初はこの論文をASEという別の学会に提出したのですが、不採録となってしまったのでAPSECに再提出しました。

論文に加え、ツールのリポジトリと5分程度の紹介動画を提出する必要があった為作業に時間がかかりましたが、先生方のご助力もあり、何とか完成しました!
その後、10月下旬に運営からメールが来ました。
The 32nd Asia-Pacific Software Engineering Conference (APSEC 2025 Tool Track) program committee is delighted to inform you that your submission #59 has been accepted to appear in the conference.
査読が通りました!3名の方からレビューをいただき、Camera Readyまでに修正を行うこととなりました。
査読コメントでは説明不足や名詞の使い方に関する指摘を主にいただいたため、それらを中心に最終版の論文を仕上げました。
会場と聴講
今回のAPSECはマカオのコタイ地区にあるWynn Palaceにて開催されました!
マカオは「アジアのラスベガス」とも呼称される通り、カジノや商業施設を併設したホテルが多く建っていました!
学会では、東アジアの大学生を中心に多くの研究者の発表を聴講でき、研究のモチベーションにつながりました。また、国内学会と異なりコーヒーブレイクが多く設けられており、様々なテーマを扱っている研究者と交流を深めることができました!英語でのコミュニケーションとなりましたが、自分の英語力を実践で試すことができ、良い経験となりました!

自身の発表
「BiFuzz: A Two-Stage Fuzzing Tool for Open-World Video Games」というタイトルで発表を行いました!
内容としては、オープンワールドゲーム向けの自動テストツールを提案するものになっています。
発表前日まで練習がうまくいかずにかなり焦りましたが、同行した先生方に何度も発表を聞いていただいて仕上げました。本番では練習の甲斐もあり、ほぼ完璧に話し切ることができました!
海外の先生から鋭い質問をされましたが、予備スライドや自分の知識を用いて何とか答えることができました。ただ、後から確認すると、質問内容を少し勘違いしていた部分もあったので、次回に向けて改善したいと思います!

観光や食事
おまけとして、マカオで観光した場所や食事を紹介します!
マカオは元々ポルトガルの植民地だった歴史を持つため、ヨーロッパ風の街並みとアジア風の街並みが混在する独特の異国情緒が漂う都市です。食事は主にしっかりとした味わいのポルトガル料理、もしくは広東料理が中心となりますが、ポルトガル料理と比較して広東料理は素材を活かした薄い味付けとなっており、街並みと食文化の両方で東西の対照的な魅力を一度に楽しめるのが特徴です。
私は空いている時間などに聖ポール天主堂跡や媽閣廟など、代表的な観光地をまわることができました。マカオの歴史と照らし合わせながら観光するのが楽しかったです!
また、カジノ付きホテルを見て回りました。それぞれのホテルがコンセプトを持っており、ロンドンの街並みやヴェネツィアの水路を再現したホテルなどがありました。個人的には、ホテル地域は大きいテーマパークのように見え、住宅地は香港っぽさを感じました(香港に行ったことはありませんが…)!




おわりに
初めての国際学会かつ初海外で心配することが多かったですが、結果的に良い経験となり、挑戦して良かったと思いました。
また、論文執筆にあたって先生方に大きなご助力をいただき、大変感謝しております。
今後、さらに突き詰めた研究を行い、より規模の大きい学会や、ジャーナルにチャレンジしてみようと思います!
国際学会は言語や採録難度等、国内学会と比較して大変な事が多いですが、その分得られる経験や知見も大きいものになると思います。学生の皆さんには、是非目標の1つとしてチャレンジして欲しいと思います!
APSECの参加報告は以上となります、ここまで読んで下さりありがとうございました!
