立命館大学 情報理工学部
自動ソフトウェア工学研究室(吉田研)
担当教員

研究室のテーマ
コンピューターを使って,安心して使えるソフトウェアを効率的に開発する方法の確立
- ソフトウェア工学の中でも,プログラムの開発やデバッグ,自動テストを中心に研究を行います.
- IoTや機械学習システムなど,比較的新しいソフトウェアの開発方法も扱います.
このページの下部に,研究テーマの例を掲載しています.
研究室の方針
- 皆さんの意見を大切し、一緒に研究室と立ち上げます。
- 新しい研究室ですので、設備(PC等)については、みなさんと話し合いながら購入します。
- ルールについても、皆さんと話し合いながら決めていきます。
- 研究テーマは、担当教員からも提案しますが、皆さんからの提案も歓迎します。
- リモートワーク希望の人がいれば、柔軟に対応したいと考えています。
- IoT開発演習を行います。
- 3年生の間は、IoTに関する開発演習に取り組んでもらうことを計画しています。
- 積極的に学会発表や学外との交流の機会を用意します。
- 優秀な学生さんには、積極的に学会発表をしてもらって、経験を積んでもらいたいと考えています。大学院(博士前期課程)に入学すれば、国際会議発表のチャンスもあります。
- 多様な方と話し合いながら研究を進めることが大切だと考えています。例えば、他大学の研究室との共同研究を積極的に行う予定です。他の大学の先生や学生と交流できる機会があります。
研究テーマの例
安全なIoTデバイスを開発するための自動バグ発見・自動修正技術
スマート家電等,インターネットに接続されたIoTデバイスがどんどん普及してきています.IoTデバイスを開発するメーカーはバグが存在しないように,十分に検証を行ってからリリースします.しかし,IoTデバイスが複数のユーザーや他のデバイスを識別しつつ,ユーザーやデバイスに合わせた複雑な動作をするため,バグを発見・修正することは容易ではありません.安全なIoTデバイスを実現するためには,コンピュータが自動的にバグを発見したり,自動的にバグを修正したりしてくれたら便利だと思いませんか?本研究室では,このような自動バグ発見・自動修正技術の実現に向けた研究を行っています.

このテーマは、JST さきがけ 社会変革に向けたICT基盤強化領域の第1期採択課題(直接費総額4000万程度)です.詳細はこちら.
2022年3月に,情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの若手研究者が登壇し,最先端の研究を発表するIPSJ-ONEで本テーマについて講演しました.講演動画はこちら.
プログラム解析技術
社会インフラを支えるソフトウェアの規模はどんどん大きくなってきており,ソフトウェア開発者がプログラム全体を把握することが難しくなってきています.そこで本研究室では,コンピューターを使ってプログラムを自動的に解析し,プログラムを理解しようとするソフトウェア開発者を支援する技術の研究をしています.
