研究テーマの例
安全なIoTデバイスを開発するための自動バグ発見・自動修正技術
スマート家電等,インターネットに接続されたIoTデバイスがどんどん普及してきています.IoTデバイスを開発するメーカーはバグが存在しないように,十分に検証を行ってからリリースします.しかし,IoTデバイスが複数のユーザーや他のデバイスを識別しつつ,ユーザーやデバイスに合わせた複雑な動作をするため,バグを発見・修正することは容易ではありません.安全なIoTデバイスを実現するためには,コンピュータが自動的にバグを発見したり,自動的にバグを修正したりしてくれたら便利だと思いませんか?本研究室では,このような自動バグ発見・自動修正技術の実現に向けた研究を行っています.

このテーマは、JST さきがけ 社会変革に向けたICT基盤強化領域の第1期採択課題(直接費総額4000万程度)です.詳細はこちら.
2022年3月に,情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの若手研究者が登壇し,最先端の研究を発表するIPSJ-ONEで本テーマについて吉田が講演しました.講演動画はこちら.
プログラム解析技術
社会インフラを支えるソフトウェアの規模はどんどん大きくなってきており,ソフトウェア開発者がプログラム全体を把握することが難しくなってきています.そこで本研究室では,コンピューターを使ってプログラムを自動的に解析し,プログラムを理解しようとするソフトウェア開発者を支援する技術の研究をしています.
